JR-MSの仕事 Scenes

とある駅から
お届けする
若きエンジニアたちの想い

00:10

誰もいなくなってからが、
本番。

終電が発車し、がらんとした駅。私たちにとっては、そこからが本番だ。事前に打ち合わせたように、迅速かつ的確にホームドアの点検作業を進めていく。大丈夫、わからないことがある時や不安になった時は、かならず先輩たちがサポートしてくれる。それにしても、いつの間にか自分の作業が速くなっていて、嬉しい。

02:10

今日も一日、何事もない
“あたりまえの日常”を提供する。

無事、ミスもなく時間どおりに作業を終わらせることができてホッとしている。これで通勤・通学などに支障をきたすことなく、ホームドアは安全に機能してくれるだろう。そのことが仕事のモチベーションにもなっている。今日も一日、何事もない“あたりまえの日常”を皆さまに提供できますように――そんなことを考えながら、帰宅する。

05:30

空気がおいしいって
気持ちがいい。

今日は、駅の空調機器の定期メンテナンスの日。高圧洗浄機を使う協力会社の人たちに的確に指示をしている先輩のおかげで、空調機器がスムーズに、どんどんとキレイになっていっている。早く先輩みたいにならなくては!しばらくするといい空気が入ってくる。まるで駅構内が澄んだようになる。これで、お客さまにもより気持ちのいい空気を吸っていただけるはずだ。

10:10

お腹も知識も
満たされる。

作業した駅の近くのお店で先輩と一緒にお昼休憩。ランチを食べながら、先輩に午前中の現場での不明点について質問していく。私の拙い説明にも先輩はいやな顔一つせず、おだやかに、そして的確に答えてくれる。将来、後輩ができたら、自分もこんな人になれているといいな。

10:10

新しい機械をいじることに
ワクワクが止まらない!

自動券売機の新機種が出たため、研修室で訓練を重ねてきた。いよいよ、今日はそのメンテナンスにいけると聞いて、ついワクワクしてしまった。現場に着き、券売機の扉を開けると研修室で見たパーツがたくさんあった。新しい機械を触ると、いつも童心を想い起こさせる。研修室で訓練したことを一つひとつ思い出しながら、お客さまにとってより快適な駅利用につながることを願い、メンテナンスを進めていく。

10:20

現場に向かいながら
故障原因を想像する。

「自動改札機の調子がわるい、急いで対応してくれ」とオンコールを受けた。準備をしつつ、これまでの故障対応を思い出し、どこに異常があるのかを想像しながら現場に駆け付ける。頭の中でシミュレーションしていたおかげで、スムーズに復旧できた。

10:10

「ありがとう」という言葉が
心の支えになる。

復旧まで、それほど時間はかからないと思いますと伝えると、駅係員の方々も喜んでくれた。この仕事は社会的な責任も大きく、いつも緊張する。しかし同時に、ほかでは得られない誇りや喜びにもなっている。「おかげで助かりました。ありがとう」とねぎらいの言葉をかけてくれた。あたたかい気持ちになった。

01
02
03
04
05
06
07
08

Copyright(c) JR East Mechatronics Service Co.,Ltd. All Rights Reserved.

Page Top